恵みの郷・北信州「木島平村」
長野県の北端、高社山(こうしゃさん)の麓に広がる長野県下高井郡木島平村(きじまだいらむら)。
日本有数の豪雪地帯であり、昔ながらの美しい棚田や田園風景、そして伝統的な建築が今なお残る、まさに「日本の原風景」と呼べる豊かな村です。
この木島平村は農業において「奇跡的な地理的条件」に恵まれた地理的優位性が高い場所です。
標高1,500mのブナの原生林から一番に流れ込む「汚れていない清らかな雪解け水」。
山々に囲まれた盆地ならではの「激しい昼夜の寒暖差」。
そして、大自然のど真ん中にありながら、新幹線駅から車で15分、高速道路のICからも約20分という「物流のよさ」。
周囲を野沢温泉や志賀高原、歴史ある飯山・中野に囲まれたこの最高立地だからこそ、私たちは丹精込めた「朝採りの旨み」をそのまま皆様の食卓へお届けすることができます。

1. カヤの平高原から湧き出る「極上の雪解け水」
「最上流(一番水)」に位置する
木島平の農業を支える最大の宝は、標高1,500mに位置する「カヤの平高原」のブナの原生林が育む澄み切った清流です。
冬の間に降り積もった大量の雪は、広大なブナの森で何年もかけてろ過され、ミネラルをたっぷりと含んだ「雪解け水」となって田畑へと注ぎ込みます。
上流に大きな街や工場がなく、生活排水が混ざらない清らかな一番水だからこそ、作物は雑味がなく、みずみずしい素直な旨みを蓄えて育ちます。
2. 旨みを強くする「激しい寒暖差」と「肥沃な土壌」
千曲川沿いに広がる内陸性気候の木島平は、夏場であっても「昼は暖かく、夜はぐっと涼しい」という厳しい寒暖差があります。
昼間に太陽の光を浴びて作った栄養や甘みを、涼しい夜の間にギュッと作物の中に閉じ込める。この自然のメカニズムが、お米の強い粘りと甘み、そして野菜の濃い味わいを生み出します。
さらに、古代からの火山灰(高社山は約20万年前に死火山に)や豊かな森林が育んだ土壌はもともと活力に溢れ、私たちが目指す「農薬や化学肥料に頼らない、生きた土づくり」に最高の土台を与えてくれています。
3. 米の食味コンクール最高峰「米のリアルな名産地」
木島平村は、全国の米農家が目標とする国内最大級の米の品評会「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」において、通算10回の金賞を受賞し、全国でも極めて稀な「World Rice Award Gold 10」の称号を獲得した、日本屈指の最高峰ブランド米の産地です。
World Rice Award Gold 10受賞は日本にたった4地域(木島平村、川場村、天栄村、奥出雲町)しか存在しない超絶級の偉業です。
「本当に美味しいお米や野菜は、最高の水と土からしか生まれない」
そのことを証明し続けているこの村の風土があるからこそ、私たちは誇りを持って、この地で泥にまみれ、丹精込めた作物づくりに向き合うことができます。
4. 歴史と伝統が息づく「日本の原風景」
木島平には、私たちが暮らす推定・江戸末期の古民家をはじめ、職人の手わざが残る伝統工法の建築や、地域で守られてきた祭り、自然と共に生きる知恵が今も息づいています。
○木島平村の歴史的歩み
縄文〜古代:山裾の豊かな生活拠点
紀元前
高社山麓を中心に縄文弥生時代の遺跡や古墳、土器が数多く発掘されており、古代から湧き水と山菜・狩猟の恵み豊かな集落が作られていました。
中世〜江戸時代:武田・上杉の境界と幕府天領
1600年代
川中島の合戦期には武田・上杉の勢力争いの最前線となり、江戸時代には幕府の直轄地(天領)や飯山藩領などが複雑に入り組む要所として栄えました。
昭和の大合併で「木島平村」誕生
1955年 (昭和30年)
往郷村・穂高村・上木島村の3つの村が合体して現在の「木島平村」が誕生。
周辺自治体が「市」へ移行する中でも村制を守り抜き、豊かな村づくりを継続しています。
○豪雪地帯が生んだ手仕事・伝統文化
冬の数か月間が深い雪に包まれる木島平村では、雪で閉ざされた農閑期を利用した独特の手仕事文化が発展しました
■ 伝統手漉き和紙「内山紙(うちやまがみ)」
江戸時代初期(約350年前)から伝わる、国の伝統的工芸品です。
原料のコウゾを積もった雪の上に晒す「雪晒し(ゆきざらし)」という雪国ならではの技法を用いることで、薬品を使わず陽光と雪の力で自然な白色に晒し上げます。強度が非常に高く、破れにくい障子紙として全国的に知られています。
■ 鬼島太鼓(きじまだいこ)
村の誇る郷土芸能であり、高社山への信仰や自然への感謝、豪雪に耐え抜く人々の力強さを太鼓の音色で表現します。
地域の祭りや行事で大切に受け継がれています。

■ 伝統建築と古民家文化
雪圧に耐える太い梁(はり)や柱を使った頑丈な木造建築が今も集落に残っています。推定江戸末期の建築とされる古民家などは、まさにこの土地の気候と大工の知恵を結集した文化遺産と言えます。
日によっては建物内の見学もできます。
当古民家とほぼ同じ構造、間取りとなっております。

■「日本一のお米」を育んだ開拓と水利の伝統
木島平の豊かな農業は、先人たちが山を切り拓き、用水路(せぎ)を掘って水を引き込んだ壮大な歴史の上に成り立っています。
龍興寺清水(りゅうこうじしみず)等の湧水群
「平成の名水」にも選ばれる湧水や清流を守るため、地域コミュニティ(水利組合や集落)による水路清掃や管理の伝統が現在も共同作業として受け継がれています。
村の田畑だけでなく、各家庭にもほとんどと言っていいほど、水路が整備されています。
そのおかげで、家庭菜園での活用や、雪の除雪時にも流雪溝として活用できています。
■伝統野菜の保存
野沢菜の原型ともいわれる伝統的な瓜類や葉物野菜など、自給自足の歴史から生まれた種が地域内で大切に受け継がれています。

5. 【物流とアクセス】
都市部からのアクセスと物流の利便性が非常に高いです。
北陸新幹線「飯山駅」まで車でわずか10〜15分程度。東京駅から飯山駅までは新幹線で約1時間40分なので、「都心から2時間で来られる秘境」です。
車では上信越自動車道 「豊田飯山IC」から車で15分~20分程度
東京練馬から約3時間、金沢から約3時間
名古屋から約4時間、福島から約4時間

6. 【周辺環境】観光と農業の巨大マーケットに囲まれている
木島平村は、北信州の有名エリアの「ちょうど真ん中」に位置するハブ(中心)です。
北:「野沢温泉村」(海外客や観光客で賑わう温泉・BCスキーの聖地)
南:「山ノ内町(志賀高原)」(世界的なスノーリゾートと温泉街)
西:「飯山市」(北信州の歴史と流通の拠点)
西南:「中野市」(かつての県庁所在地で、物流と農業の大動脈)
北東:「栄村」日本有数の秘境と、秘湯の郷、世界的な豪雪地帯
この強力な隣接市町村に囲まれているため、「北信州の豊かな自然のフィルターに守られつつ、周囲の観光・農業ブランドの恩恵をすべて受けられる」という非常に有利な立ち位置にあります。
■ 飯山市— 歴史と寺町、信州の北の玄関口
木島平村の西隣に位置し、伝統的な街並みが残る「雪国の小京都」。
新幹線停車駅があり、斑尾高原スキー場、戸狩温泉スキー場等、全国的にも有名なスキー場やバックカントリーの聖地、鍋倉山があります。
■ 野沢温泉村— 湯と雪と観光の村
北隣に位置する、全国的に有名な温泉とスキーの村。
2026年(令和8年)訪日外国人観光客(インバウンド)の人気を背景に大湯通り周辺土地路線価が前年比31.3%上昇し、上昇率が全国2位のバブル状態
江戸時代から続く「湯仲間」の文化や、名物の「野沢菜」でも知られています。山を挟んだ木島平村と同じく、清らかな湧き水と雪の恵みが豊かな土地です。
■ 山ノ内町(やまのうちまち)— 志賀高原と湯田中渋温泉郷
南隣に位置し、ユネスコエコパークにも指定されている「志賀高原」を擁する町。
温泉街として有名で観光客やスキー客等も多く訪れます。
標高2,000m級の山々から湧き出る水は木島平の水源とも繋がり、豊かな生態系を育んでいます。世界的に有名なスノーモンキー(地獄谷野猿公苑)があることでも知られます。
■ 中野市(なかのし)— 長野県有数の「果樹とキノコ」の王国
南西に位置し、信州の果樹栽培(リンゴ・ブドウ・桃など)近年ではシャインマスカットの産地としても有名です。
また、エノキ・シメジなどのキノコ生産が非常に盛んな農業王国。北信州の農業を力強く牽引する豊かな平地が広がっています。明治4年までは県庁所在地でした。
■ 栄村(さかえむら)— 日本有数の秘境と、秘湯の郷
北東に位置し、日本屈指、世界屈指の豪雪地帯として知られる豊かな自然に囲まれた村。
JR日本最高積雪記録:1945年2月12日「森宮野原駅」にて、7m85cmという恐ろしい積雪量が記録されました。
秋山郷をはじめとする雄大な手かずの自然が残り、古くからの山人(やまと)の暮らしや自然と共生する知恵が今なお色濃く残る秘境です。

